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現地調査

どうも!tint ONOUEです

近頃ですね、大学の先生をしている友人が居ることもあり、現役の大学生や大学OB・OGさん達と一緒にDIYしたり、事務所見学に来てくれたりと、沢山の出会いが増えてまいりました

みんな挑戦したいことや将来設計も様々です(いまのその気持ちも大切にしてね…)

近い将来 tint でも一緒に設計デザインをする仲間を増やしたいな~

と、考えている事もあり、今のうちから何かこれまでのONOUEの経験や知識を少し整理しておこう!
てことで、今回は「現地調査」と言うものについて少しまとめてみました(内装デザインの視点より)

これまで幾つかの事務所で働き、様々な先輩に色んな事を学びつつ自分に合ったやり方を考えてみました(やり方は人それぞれなので、あくまで参考程度に見てくだされば嬉しいです)

◆「現調」って?
◆現調道具ONOUEver.
◆ポイントにしてること
◆自分専用の現調ルール

 

  

◆「現調」って?

とあるオフィスの現調時

現地調査(だいたい略して現調って言ってます)はお仕事の流れで言いますと、オーナーさんに沢山ヒアリングを行った後、いい感じにイメージも膨らみ…
「よしっ!プランニングするぞ!!」

ではなく、「まずはどんな場所・環境かを知ろう!」です

※膨らんだイメージはもちろんメモってます

現地の立地・導線・景観・実際の寸法・各種設備の確認を行います

スタッフ導線や来客導線、日当たりや視線、窓の種類や高さ、消防設備の種類や位置…などなど、どれだけ沢山の既存図面や資料が揃っていても、施工精度等による寸法の違いやその場所の雰囲気は行ってみないと分かりません

まずは「知る」為に重要なのが「現調」です

 

 

◆現調道具 ONOUE ver.

長年愛用の現調道具たち

・レーザー距離計【GLM50C / BOSCH】

 小さい!Bluetoothでスマホ連動

・コンベックス(メジャー)【MAGNESIUM / HARA】

 小さい!ヘナっとなりにくい!!

・全天球カメラ【THETA SC / RICOH】
 伸縮棒【CVSS-6 / Velbon×Coleman】

 便利!これ無しの頃には戻れません
 既存コンセントの位置や天井設備の位置をメモを取らなくても、360度の動画を撮影することで、現状時間を大幅に短縮出来るようになりました

・マスキングテープ

 なにかと便利です

・カッター

 後ろの「ツメ」があるのが大事

・ボールペン

 フリクションは使いません

・バインダー

 

 

◆ポイントにしてること

・自分専用の現調ルールを設定

 ※事項で詳しく

・各種ゾーニングに関わる環境の把握

 共用部からの導線、景観、水廻り etc…

・取りこぼしなく測る

 多くの場合は何度も現地確認できることは難しい
 メモミスも地味に多いから気を付ける

・現地を離れる前に少しボーっと考える

 プランをイメージしてみる
 図面作成時に必要になる情報は全て確認したっけ?

 

 

◆自分専用の現調ルール

01|簡易図面をかく

 01-01|平面図をササっと単線で書く
 01-02|平面図の上に新しい紙を重ねて天井設備を書く
 01-03|平面図の上に新しい紙を重ねてラフプランをメモ(これは最後に)

02|実測

 02-01|一筆書きで全ての面を測る
     赤●から始まり●に帰ってくる(窓は高さも)
 02-02|窓位置は全て窓枠の外寸法で測る
     枠外寸法W、枠外寸法H、枠下FL高さ、枠厚
 02-03|長い距離も忘れずに測る(上図の緑色部分)
     測り漏れ&メモミス確認のために一度、暗算確認する
 02-04|各種高さを測る(天井等)
 02-05|端数の処理
     一の位は「0」か「5」に丸める

03|写真/動画

 03-01|全天球カメラで数カットの画像
 03-02|全天球カメラで動画(共用部からの導線も)
 03-03|スマホでパースカットに近いアングルの画像
 03-04|スマホで各種設備情報の画像

この辺のアングルでパース作ろうかな~
大体近いアングルでのパースになりました

 

 

色んな先輩毎にやり方は沢山あって、現場によって臨機応変に対応したりも勿論ありますが、まずは自分の中で基本となる現調ルールを作って新しい道具も活用して、日々更新していけたら一番良いかなと思います*

そのうちnoteにもう少し細かくまとめていこうかとも思ってます(需要あるか知らんけど..)

それではまた*

ONOUE

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